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食玩とわたし

食玩というものは昔のカバヤやグリコのおまけやからはじまるのかと思うと、意外に歴史は古いようです。以前、骨董市で陶磁器に泥絵の具で彩色を施した人形を購入したことがあります。私の母が言うには大正時代から昭和初期のころ陶磁器人形をお菓子のおまけにつけていたのだそうです。人形は可愛い洋服を着て子犬を抱いた女の子や軍国色が強くなった頃には兵隊の服を着た男の子、又和服を着てエプロンをしているものもあります。女の子の表情にはなんともいえない素朴さがあり、種類も豊富らしくコレクションすると病み付きになります。要注意。(平成165月)

食玩とカルチャーショック

食玩の進歩にはめざましいものがあり、クラブの会員が月例会に持ち込んだのを見て、年甲斐も無く関心するやら、コレクター根性を刺激されるやら、自分の技術の低さに落胆するやら・・・。年をとってからは平穏なモデラー生活?を送ろうと思っていましたが、どうやら一波乱起きそうです。以前から1/144の飛行機を集めていましたが、最近の食玩は値段が安く、いままでインジェクションモデルより、モールドも数段上です。多分みなさんも考えて、またもうやっているかもしれませんが、塗装を落として、自分の好みに塗り替えるという方法があります。ウイングクラブのものは塗料はプラ用のシンナーで表面を軽くこすると国籍マークなどはすぐとれるようです。シンナーをつけすぎると溶けるので注意。アリイの1/144Fwを作るのならウイングクラブのほうがほうがはるかによく出来ています。(平成166月)

食玩―王立科学博物館始末記

わたしは自称「隠れ宇宙物お宅」。ガガーリンの有人宇宙飛行やアポロ宇宙船の月着陸をリアルタイムで少年、青年時代を過ごしたからでしょう。クラブの会員とは宇宙物で話題は盛り上がりそうにないので普段は隠していますが、何かのきっかけで焼けぼっくいに火が着きます。タカラが出した王立宇宙科学博物館にはハマリました。ただ食玩はブラインド販売、つまり中に何が入っているか分からん物を買うわけで、当然重複するものがでてきます。飛行機なら塗りなおすのも一興ですが、王立科学博物館の宇宙物には困りました。シリーズ9種を揃えるのに30個以上買うはめになりました。その上どういうわけか、ジェミニ宇宙船とアジェナ標的衛星ばかり買ってしまうのです。もう2個もあるのに3個買ったうち2つがこれだった時はさすがに天を仰いで、自分の不運を嘆きました。これは2つ以上あってもいかんともしがたい。地球の影に入って真っ黒な状態にするのも芸がないということになり、結局「いらんものは人にやってしまえ」という自分勝手な理屈で模型仲間にかなりの数を押し付けました。

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